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いら☆くまっ!(目覚めた)

見た目は大学生・頭脳はエロゲ脳なイラックマによるエロゲーレビューブログ

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〔2008/12/23〕・・・【レビュー】『メアメアメア』

サキュバス(夢魔)

夢魔(むま)は、キリスト教の悪魔の一つ。淫魔ともいう。
夢魔のうち女性型の夢魔は、サキュバス(succubus、サッカバス・サッキュバス・スクブス・サクバスとも)といい、睡眠中の男性を襲い、誘惑して精を奪う。
サキュバスは、自分と性交したくてたまらなくさせるために、襲われる人の理想の異性像で現れる。

                      出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

・・・そんな新米のサキュバスが、主人公を誘惑しようと奮闘する物語。

キャラ・・・23/30点

OHPを見ると、メインヒロインである4人は同等に扱われているように見えますが、これは完全なる「イルゲー」。
イルが気に入ればそれだけで買ってよかったと思えるし、気に入らなければそこで終わり。
OHPのキャラ説明にある
>気は強いくせに恥ずかしがり屋のサキュバス
は何も間違ってないし、最後まで期待を裏切ることもないので、イルに期待して買って失望する、ということはないはずです。

ということでここではイルのレビューしかしないわけですが、他のキャラも中々愛嬌があり
「これだけ出番が少ないのはもったいない!」と思わせるだけの魅力がありました。
妹は空気ですが、メルは姉思いの良い妹、瑠璃は兄思いの良い妹、妹キャラが嫌いな僕でも
不快に感じることはありませんでした。

で、本題のイルですよイル。
めっっっちゃくちゃかわいいのこれが。マジで。

まずツンデレ。もうテンプレどおりの凄いわかりやすいツンデレ。
「あ、あんたのためじゃないんだからね!」なんてベタなセリフを何十回と言ってくれます。

また、サキュバスだとか痴女だとか、そういった「性に積極的なヒロイン」をメインに据えるエロゲーで一番怖いのは、
ヒロインが「男なら誰でもいいの」状態になること。
主人公が「男」の一部としてしか見られてなかったりするともう興醒め・・・・なんですが!

イルは「主人公にしか興味がない」という前提があります。
そんな心配は端から微塵もしなくていいわけです。ヤキモチシーンも存分に堪能できるしね。
ヤキモチシーンだけで¥8800中の¥5000ぐらいは占めてると言っても過言ではないです。

ここまでならイル好き専用萌えゲーとして何の問題もなかったのですが、最大の障害は脇役。
もちろんイルもメルも学校に通いだすので、その二人と同棲している主人公は嫉妬の的。
紙は投げつけられるわ放課中は漏れなく追い回されるわ担任にまで課題を押し付けられるわ、『HoneyComing』を思い出させる惨状。
家ではサキュバス2人と妹に振り回され、学校では男性陣に総スカンを喰らい、
HシーンではSゲーなのに日常シーンだけMゲーという矛盾。
もうちょっとバランス取ってくれるとよかったんですけどねえ。


CG・・・14/20点

時々見惚れるほど綺麗なCGがあったかと思えば、「何コレ?」っていう酷いパース崩れなCGもあり、
構図やキャラによってなかなか画力が安定していない様子。
特にある一部分をアップしたときのほかのパーツの遠近感が不安定。
先に書いたように良いCGは確かにあるので、もう少し安定すれば・・・という感じ。

一方で立ち絵はかなりバランスが取れており、表情差分も非常に多くて◎。
動きも細かくていいですね。

やわらかい萌えゲー寄りの塗りで、萌えゲーとしては充分及第点。
枚数も文句なし。


エロ・・・15/20点

回想枠

イル・・・17
メル・・・(うち途中からイルが乱入が1)
七菜・・・
瑠璃・・・
イル+七菜・・・
瑠璃+メル・・・
4P・・・

とりあえず注意しておきたいのは、イルに「搾り取られる」シーンは 皆 無 ということ。
そうなりそうな雰囲気から入るシーンはありますが、結局変態な主人公が攻めに回ります。
また、本来そういう役目だったはずのメルは他の男の精液を喰らいまくってるので、
シーン数からもわかる通り基本的に主人公には手を出してきません。
1回だけあるんですが、それがなかなかエロかっただけにもったいない。

イルとのシーンはどこかに隠れて声を押し殺してするシーンが多数。
隠れる場所がかなり無理矢理、というかそこはやめとけってのがほとんどですが、
純萌えエロゲですからたとえ公園の真ん中でしようと人は来ません。

七菜や瑠璃に関しては正直イマイチでしたが、イル・メルは尺も長く、十分実用に堪え得るエロさです。


シナリオ・・・4/10点

シナリオと呼べるものはほぼ何もない状態。
個別に入ったタイミングが非常にわかりづらく、入ったら入ったで一瞬で終わります。特にイル以外は。
イルに関してはサキュバスモノお約束の展開もほんのちょっぴり入ってますが、
それほど深くシリアスに入ることもなくいつもの日常に戻って終わり。
テキストが読みやすかっただけに本当に短く感じました。5時間ぐらいかな?
ツンデレの書き方はなかなか心得てらっしゃるライターさんなので、
もう少しエピローグのほうにボリュームがあれば・・・


ボイス・・・8/10点

イル担当の木野原さやかさん、一瞬でファンになりました。
まさに鉄板のツンデレボイスって感じですね。
抜きゲーにしてはフェラ音の弱さが気になりますが、新人さんのようなので注目。

また、久しぶりの電波KOTOKOも良曲。癖になります。


システム・・・8/10点

動作が非常に軽く、スキップも軽快。
セーブ箇所も20×5と十分あり、キャラごとの音声ON/OFF、ホイールでのバックログなども完備。
またシナリオ分岐がわかりにくく、一つの選択肢で攻略ルートごと変わることもあるので、
クイックセーブ&ロードが3つあるのが地味に役立ちました。
システム面でプレイ中の不満はなし。





Total・・・72/100点

とにかくイルが好みでさえあれば何の後悔もさせない潔いゲーム。
イル好きなら+15点。
吸い取られるシーンがほぼ0に等しいのでサキュバスゲーとしては失格な気もしますが、
イルルートをもう1周したらどうでもよくなりました。
エロゲとしてはこれが処女作となるブランドらしいので今後に期待。


しばらく休業します

テーマ:美少女ゲーム - ジャンル:ゲーム

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